立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

こんにちは

KampoBeautyProject~漢方美人計画~名ばかり顧問の小岩井です

「せんせいコラムを」と言われ半年ばかり経ったでしょうか

もう、ほんとうにもうしわけなぃ。。。

 

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さてさて何を書こうかと考えていましたが季節的にちょうど良い題材があったのでお花のご紹介にしました

 

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

 

美人を形容する言葉として伝えられています

じつは芍薬と牡丹の見分け方にも使えることはご存知でしょうか?

芍薬

牡丹 *一部ネットから拝借


  • 芍薬は地面からまっすぐ空に向かって花を咲かせます・・・立って観察
  • 牡丹は伸びた幹からやや横(真横のものも)に向かって花を咲かせます・・・座って観察

 

パッと見たときにどちらかな?とわからなかったときは思い出しましょう

花が咲いている時季は幹が見えづらいですが

  • 芍薬は草本(つまり草)
  • 牡丹は木本(つまり木)

という違いもあります

画像のように花を咲かせる前の時季に見ておくとはっきり違いがわかります

漢方でも芍薬・牡丹は大活躍しています

芍薬の根は血を補う働きがあり月経の不調や筋の引き攣れなどに使われています

*白芍薬と赤芍薬にわかれます

*当帰(トウキ)と違って芍薬は涼~寒性の生薬です

牡丹の根は血熱を冷ます働きがあり、更年期のホットフラッシュや皮膚病の出血などに使われています

5-6月は芍薬・牡丹のシーズンです

もし見つけたらよく観察してみてくださいませ♪


おまけでヤマユリの花を載せておきますね~