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【陰陽と睡眠について】


漢方・養生の基本的理論である『陰陽』
インヨウって聞いたこと、ありますか?

 

「陰陽」は自然界の様々なところに存在しますが、一日のサイクルの中にも組み込まれています。
「陰」→夕方~夜
「陽」→明け方~日中
今回は『陰(夜)』の時間にスポットライトを当てていきます。

◆【陰】の時間◆


陽が沈み、暗くなって外気温が下がり、活動が低下し、深夜12時に「陰」が極まる。


人間でいうなら睡眠時間がこの時間にあたり、この時間帯に人間は必要なものを蓄え、不要なものを排除する準備をしながら、日中活動していた体と臓器を休ませる大切な時間。


夕食後は、活動時間を減らして眠る準備を始める。

◆現代の陰時間と睡眠◆


電気の発明、普及によって夜でも明るくなった現代は、活動時間が延び「陰(夜)」の時間に多くの人が眠くならない、眠らない時間を送るのが当たり前になっています。

 

それにより、本来の「陰」時間より遅く、短くなっています。


更にこの数年はスマホの驚異的な普及、PCによる目の酷使、そして耳は騒音からも刺激を受け、知らず知らずの内に脳や神経が人類史上最も興奮し、極度な疲労状態にあるといわれています。


スマホへの依存はこれに拍車をかけます。

 

本来睡眠を取ることで心身を休ませる大切な「陰」の時間に、スマホを眠るまで見ている事で、暗い中で更に目と脳の神経を刺激します。

 

また、過剰な情報は交感神経を優位にし、体が眠っている間も脳は働き続けてしまうので、睡眠の質を落とし、熟睡できず夢ばかり見たり、睡眠時間はしっかり取れているけど疲れが取れない、寝た気がしない事へ繋がっていくのです。

◆現代の陰時間の過ごし方◆


入眠するまでスマホを見続けている人は、少なくとも眠る30分前にはスマホを手の届かない場所へ移動。

 

思い切って「さよなら」しましょう!

 

スマホは明日の朝もそこにいてくれます。

 

そして「これから私は眠るんだよ」と、脳に眠ることを伝える静かな時間を送ります。

 

その30分、何をすればいいの?


・瞑想をし、活動し続けた神経、脳を休ませる

・ストレッチ(ストレスでこわばった体をゆっくり伸ばす)
・熱すぎないお風呂にゆっくり浸かる
・読書をする(興奮しない程度)

◆陰が極まる時間◆


「陰」が極まる「深夜12時」前に睡眠に入ると眠りが「陰」に導かれ、深くなると言われています。


普段は仕事で「深夜12時」前に眠るのが不可能と毎日忙しくしている方、今がトライ出来る時です。

 

『おうち時間』を有意義に使って、「陰陽時間」を意識して生活してみませんか?

 

私もこの期間を利用して、「陰陽生活」始めています。

 

 

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