【悪いところに原因は無い?!姿勢のおはなしvol.1】

こんにちは。

 

【姿勢美人プログラム】でご好評頂いております、東京都 練馬区 石神井公園駅前、クオラ整骨はり灸院の【中川 由美】です。

 

前回は、「姿勢美人」へのこだわりは私自身の後悔と反省から、というお話をさせていただきました。

 

お待たせいたしました!いよいよ今回から、【美しい姿勢】についてシリーズでお伝えしていく予定です。

 

○悪い姿勢をどうにかしたい

○慢性的な肩こりに悩まされている

○腰痛は持病とあきらめている

○お医者さんに変形性膝関節症と言われた・・・などとお困りの方は、東洋医学を知ってみることをおすすめします。

 

どういうことかお話する前に、まず西洋医学と東洋医学の違いについて、有名な例え話があります。

院のセミナーでもよくお伝えしています。

~大きな森のおはなし~

 

木々がうっそうと生い茂り、動物たちも沢山います。

その森の中の一角である異変が起きます。

 

その一角の木々の枝が次々に枯れていってしまうのです。

この枯れていく木々をどういう方法で解決するか?また、

 

そこに西洋医学のA先生と、東洋医学のB先生が登場します。

 

A先生は、枯れた木そのものを虫眼鏡で観察したり、枯れた部分の葉を顕微鏡で見てみたり、直接、枯れた木を見て、解決方法を探します。

 

すると、枯れた木は、ある害虫に食い荒らされていることで枯れていることがわかりました。  

 

A先生は、その害虫に対して即効性のある殺虫剤で虫を退治しようと考えます。

 

一方、東洋医学のB先生は、枯れた木だけではなく、できるだけ「森」全体を見ようとします。

 

森のようすに変化は無いか?

森に住む動物たちの変化はどうだろう?

枯れた一角でない他の所はどういう状態だろう?

 

こうして調べると、木が枯れているだけでなく、森の外に道路が出来たので動物が移動できなくなってしまっていました。

 

この動物はある害虫を食べていました。

害虫は天敵が居なくなったため、いつも以上に木々を食い荒らし、森の一角で枯れる木が出てきたというわけだったのです。

 

B先生は、森の外の道路に動物が行き来できる通路を設けて、森の環境を元に戻すようにします。

 

西洋医学は、【症状】からアプローチしてその箇所をみます。

東洋医学は、【原因】からアプローチして全体をみます。

 

かんたんですがその違いが少しイメージできましたでしょうか。

 

 

それでは本題です。「悪い姿勢」、「慢性的な肩こり・腰痛・膝痛」は、どうでしょうか。

 

たとえば、最近話題になっている「スマホ首」。

 

肩こりの原因とされますが、これは首だけの問題でしょうか?

 

よく考えてみたら・・・写真右側のように座っていたなんてことありませんか?

 

これを無理やり、首だけで姿勢を変えようとすると、筋肉に大きな負担がかかりますので、けっして長続きしません。

 

この場合「首」にアプローチはせずに、まず座り方から指導していきます。

 

 

同じように、「膝」の変形が起きている方に、「首」の治療を行ったりします。

 

なぜ?と思われるかもしれませんが、これも決して奇をてらっているのではありません。

 

首の役割のひとつに【回旋(後ろをふり向く動き)】があります。

 

この動きがもし悪くなっていたら、普段ふり向くとき、どうしているのか考えたことはありますか。

 

じつはその動きを、膝が代わりにやってくれます。

その関節の本来の役目では無いのに、代償してくれているのです。

そして、膝が変形していくのです。

本当に・・・涙ぐましい努力の結果なのです。

 

この場合、首の回旋運動を治療していきます。

 

このように、症状が出ている場所に、本当の原因があるとは限りません。

 

もし何かに悩んだら、【東洋医学の考え方】をヒントにすると、意外な解決法が見つかるかもしれません。

 

そんな生活のヒントをこれからシリーズでわかりやすくお伝えしていきます。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 


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