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目の痒みによるまぶたのカサカサをどうにかしたい

 

MIUHARI鍼灸マッサージ院、院長のMIYUです。

 

最近、美容鍼を受けに来院くださる方も増えておりますが、この時期は花粉による痒みで目の周りがカサカサしていることに悩んでいる方も多いです。

 

寝ている時も痒くて目をこすっていると、睡眠の質を下げる原因にもなります。

 

徐々に慣れてきて耐性がついてくることもありますが、やっぱり痒い‼︎

 

毎年花粉にやられる方はワンシーズン前、冬の過ごし方を見直す必要があるでしょう。

 

よく寝る、食べる量を減らす(少な過ぎる人はいつも通り食べて)、軽く動く。

 

来年に向けてそこは忘れずに。

 

◆東洋医学では

 

今すでに目の痒みが出ている方。

 

春は風(ふう)の季節。

 

心地よい風は体にとって良い風ですが、うっとおしいまたは寒い風が心体を不快にさせたとき、それは邪に変わります。

 

要は自分の大丈夫のキャパを超えた刺激はアウトです。

 

また、花粉症は熱の塊と言われ、風邪とくっついた「風熱邪」ととらえます。

 

風(熱)邪は体の上の方、上の方を狙ってきます。

 

・頭痛

・頭がボーっとする

・鼻水

・鼻詰まり

・目の痒みやかすみ

・目の充血

・喉の痛み

・肩こり

・顔や上半身の赤みや痒み

 

などが症状として出やすい季節。

 

特に目の痒みは風と熱により悪化します。

 

さらにストレスやプレッシャー睡眠不足などで、目を養う肝の働きが弱くなると余計に目が痒くなります。

 

目をよ〜く使うことがさらに追い風、熱邪となります。

 

◆養生法

 

まずはとにかく目を休めてください。

⚫︎1hおきに目の休息。

 

⚫︎痒い時はスプレータイプの化粧水を顔に吹きかけ沈静。(ローズやラベンダー系の化粧水はなお良し)

 

⚫︎たっぷり寝る

 →花粉が粘膜についた時に免疫が過剰反応して痒みが増すことを落ち着かせるため

【イライラやアイデアが浮かばず悶々としているときに痒みが増す方は、睡眠不足のサインかも‼︎】

 

⚫︎砂糖菓子は要注意

 →血糖値が上がると素早く下げる働きが体には備わっています。

甘いものを食べる量や頻度が高まれば血液中の糖の割合(血糖値)が高い時間が多くなります。

そのタイミングでアレルギー反応を過剰にする物質が増えていきます。

花粉などの引き金で一気にアレルギー反応が爆発するというわけです。

【食後30分〜1時間の間に目の痒みが増す方は、甘いものをすでに取り過ぎているサインかも‼︎】

 

 

◆おすすめのツボ

 

⚫︎晴明(せいめい)穴/太陽膀胱経

目頭の内側のくぼみ

眼球を押さないように軽く気持ち良いところを探す

 

⚫︎瞳子膠(どうしりょう)穴/少陽胆経

目尻から指一本外側

頭の中心に向かって心地よい程度の圧で押す

 

 

痒みは心と体が落ち着かないサインです。

ゆっくりさせる時間を作ってあげてください。

 

鍼灸治療は体をじっくり休ませることができます。

夜眠れない、時間がない方はぜひご相談ください。

 

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