【症例報告⑥突然、右膝が伸ばせなくなる_73才・女性】

 

こんにちは。



【姿勢美人プログラム】でご好評頂いております、東京都 練馬区 石神井公園駅前、クオラ整骨はり灸院の【中川 由美】です。



症例報告6回目は・・・、ちょっと怖いお話です。



今までも何度か膝に何か引っかかったような感じになったことがあるが、今回、突然に起床時から膝が伸ばせなくなり、痛みが起こる。



そのまま一日が経過したが元に戻らないと、ご家族に付き添われてご来院されました。

来院時においても、右膝関節屈曲45度まででロッキング、それ以上の伸展は不可能で、疼痛が継続している状態でした。

 

Bモード(超音波画像観察装置)で観察したところ、

内側の関節裂隙の狭小化と、外側の半月板が外方に逸脱しているのが観察できます。

 

右膝の半月板のロッキング(噛み込んだ状態)を疑い、

徒手整復において、半月板のロッキングを外す整復を行いました。

 

整復後は、完全伸展が可能になり、痛みも軽減したとのことで、

ギプスにて軽度屈曲位に固定をし、松葉杖の歩行を指示しました。

 

膝が、曲がったままで、激痛・・・そんな得も言われぬ恐怖があったといいます。

 

治療後、膝も動き、痛みも軽減したので、少し落ち着かれた様でした。

 

今後も経過をみていきたいと思います。

 

半月板とは?・・・大腿骨(モモの骨)と脛骨(スネの骨)の間にあり、膝の動きをスムーズにする働きをします。クッションの役割も果たし、膝の一部に大きな負担がかかることを防ぎます。

 

ロッキングとは?・・・この半月板が膝の関節の間で、噛み込んでしまう状態をいいます。激しい痛みを伴い、何度も繰り返すと膝の変形性関節症の原因にもなります。

 

この様な症状がありましたら、お早めにご相談ください。そして将来のためにもきちんと治療をすることが大切になります。

最後までお読みいただきありがとうございます。


 

クオラ整骨はり灸院さんでは

 

医院長で 

鍼灸師のまなぶ先生

 

柔道整復師の由美先生がいらっしゃり、

 

患者さんの状態に真摯に向き合い治療を行われています

 

事務局のスタッフも通っていますが、明るい店内と丁寧な施術で女性が初めて入っても安心な治療院です

 

初めてさんは、電話にてご予約確認をなさってくださいね