前回の自己紹介の続きです
体に良いと言われる食べ物は世の中にたくさんありますよね。
スポーツクラブのお客様との会話でもよく『○○が良いんだって!』という会話がありました。
テレビなどで取り上げられたりして、効果があった!という人もいれば、全然効果がない人も、むしろ違う不調が出てくるという人もいました。
医学的にも良いといわれたり、栄養学的にも間違いないはずなのに、なぜ?と考えていた時に出会ったのが、薬膳の先生が開かれていた『体質診断とその人に合った食材選び』のカウンセリングでした。
私は基本的には元気で風邪もひかないようなタイプなので、とりたてて悩みはないつもりでしたが、
小さな不調(例えば便通が一定でないとか、爪が割れやすいとか、目がすぐ赤くなる等…)は色々ありました。
それをカウンセリングの中で話をしていたら、他にも先生に伝えてない乾燥肌や肌のトラブルなども言い当てられてしまって。
なぜそんなことが分かるのか、という事を中医学の考え方に沿って説明してもらったところ、スッと受け入れられた、まさに腑に落ちたという感覚で、すぐに『面白い!知りたい!』となり、体質診断を受けた薬膳の先生のもとで勉強を始めました。
薬膳に必要な『中医学の基本』は覚えることはたくさんありましたが、
『一つ一つの事柄が単体で起こっているのではなく、すべてが繋がっていること』
『一つのことにフォーカスしたら他の事も改善につながること』など
実生活に役立つヒントが毎回得られる勉強はとても興味深いものでした。
そうしてひとつひとつ学びながら、実際に家族に合った食材を選んで食事を作る…という日々が続きました。
その頃は特に息子の肌荒れや花粉症が気になっていたので、季節や体調をみながら食材を選び、メニューを考えて。
それを日々繰り返すうちに、やがて症状は少しずつ改善し本人も機嫌よく過ごすことができるようになっていくと…
私には更に知りたいと思う事が増え、1年間学校へ通うことを決意。
卒業後に試験をパスしてようやく国際中医薬膳師の資格を取得しました。
その③につづきます