母乳育児と漢方

ご無沙汰しております。

 

昨年5月に無事出産を終えて、

下の子が生後8ヶ月になりました。

現在も母乳を続けています。

 

そこで今回は、タイムリーな話題なので

漢方の目線で、母乳について思ったこと、感じたことを

少しお話ししたいと思います!

 

 

 

コラムを読んでくださっている方の中には

現在母乳をあげている方や

かつて母乳をあげていた方もきっといますね!

 

授乳中は赤ちゃんに栄養が取られるので、

とにかく、お腹が空きます。

 

食べても食べてもお腹が空きます。

 

外食して、大盛りは余裕です♪

 

息子が新生児の時期は、特に授乳回数が頻回だったので

授乳のたびにお腹が空いて、

食べ物はないかな?と、昼間も、そして夜中も!

冷蔵庫の中をあさっていました(笑)

 

 

食べても太らないことがいいです♪

※油断して食べすぎると太ります(笑)

 

私の体重は、上の子の時は特別何もしなくても減っていったのに、

下の子は、あれれ?という感じです。

 

 

 

話が逸れましたが・・・

 

漢方では、母乳=血液と考えます。

つまり「血」が大事になってきます。

「血」は栄養です。

 

食事をしっかりとらないと、

「血」が足りなくなって、母乳の出が悪くなってしまします。

 

 

母乳の出が悪い時に、

漢方薬で「血」を補う生薬を使うこともあります。

 

例えば、補血剤として

セリ科の「当帰」が有名です。

 

当帰は、女性の三大漢方の1つ「当帰芍薬散」に含まれています

 

 

それ以外にも、母乳育児を続ける上で、

「氣」が大事だなあとつくづく感じました。

 

出産は交通事故のようなもので、

産後は特にゆっくりした方がいいのですが

 

そんな私は、息子が生後4ヶ月くらいの時に、

引っ越しをしました(笑)

 

大変すぎて、

ストレスで「氣」が減って、そして、

母乳が減ってしまい

息子の体重が伸び悩んだことがありました…。

 

 

「血」だけでなく「氣」が大事だなと実感しました。

 

 

また、普段母乳をあげている時も

 

「幸せだな〜かわいいな〜」と感じて

「氣」が満たされていると母乳の出が良くて、

 

「疲れたな〜」「早く寝てほしいな〜(笑)」思って

「氣」が減ってしまうと、母乳の出が悪くなりました。

 

 

母乳育児は、赤ちゃんに栄養である「血」をあげるだけでなく

お母さんの気持ちである「氣」を伝えて、

 

赤ちゃんは大きく成長していくんだなあと日々感じています。

 

以上ですが、育児にも漢方を感じた出来事でした。

 


漢方ビューティープロジェクトのプロジェクトメンバー、たまえ先生としおり先生は

近い時期に妊娠・出産され、育休期間を経てプロジェクトのコラムから活動復帰!となりました。

 

授乳期の満たされてる時の授乳と、早く寝てくれ!の時の授乳の違い

まさにその通り!私にとっては遠い過去の記憶ですが、なんだか微笑ましく温かい気持ちになりました。

 

お二人の育児を垣間見て、自分が乳児を育てている頃に薬膳や漢方と出会っていたら、 

もっと自分のカラダを守りながら育児ができたのだろうなぁと思っていました。

 

が、もう遅い!

 

孫ができたら、出しゃばり過ぎない程度に漢方や薬膳の知恵を伝え、イマドキ育児を学ぼう!

とちょっと気が早いけど妄想する事務担当なおみでした。