みなさん!こんにちは。いつもコラムをご覧頂きありがとうございます。
国際薬膳師のすみれです。
やっと冬らしい季節になってきましたが、12月でも20℃を超える日があったり、今後の気
候が心配になってしまうこの頃です。
私は、季節にあったアウトドアを取り入れることで、内側からだけではなく、外側からも
カラダの声を聴くようにしています。
そろそろ人工雪ではなく、自然の雪が降ってもらわないと困る~~~って思っています。
さてさて・・・
少しずつ日本でも『フェムケア』という言葉を聞くようになりましたが、フランスや北欧
の国々の高齢女性はデリケートゾーンのケアが行き届き、いくつになっても膣周りがプル
プルと潤っていて、自立と尊厳にかかわる排泄機能もしっかりと保たれています。
一方日本の介護の現場では、ケアをしてくれるところはほとんどなく、オムツを付けて『シモの
世話』になってしまうのが現状です。
なかなか、デリケートゾーンのお話ってお友達とされないと思うのです。
ましてご家族でも話をしたことがある方は少なく思います。
日本の学校教育でも男女分かれて性教育を受けるのです。
男性は女性の事、女性は男性の事を知らなくてはいけないのに。
これを機会にまずは、私たち世代が伝えていくという事が大切だと思います。
膣ケアをするメリットは…
・乱れたホルモンバランスが整う
・ハリツヤのあるきれいな肌になる
・月経のお悩みが軽減する
・メンタルの安定、自信にもつながる
・更年期障害の予防など
女性ホルモンがなくなるわけではないので、閉経を迎えた方にも必要なことなのです。
膣ケアを行う上で大切な事がいくつかあります。
膣には乳酸菌の一種である『デーデルライン桿菌』という菌がいて、膣内を常に酸性
(PH4前後)に保ってくれているため、酸性の洗浄を行ってほしいです。
また食事面の見直しも大切です。
自分のカラダの声を聴き、自分の体質に合う食材を選んでカラダを芯から温めてほしいです。
また、食事の時間を決め、しっかりと睡眠を取るといったことも膣ケアの1つです。
どんな女性もいつまでも美しく、潤っていたいと願っていると思います。
女性器には繊細な感覚が備わっています。その『宝物』を心地よく保つか、ないがしろにするか。
自分自身を大切にできる方は、周囲の事も大切にでき、大切にされるのです。
こんな視点で考えてみるのも良いかなと感じています。
最後までお読み頂きありがとうございます♪
めぐみ先生のフェムケアのお話、とても興味深い内容でした!
私たちが教えられてきたことって『性教育』なんて仰々しいネーミングで
月経と出産にまつわる内容くらい。
そこに至るセックスの話は全くないし、男性や女性の機能の違いも
お互いに分かり合う必要があることなのに
教科書の字面を追うだけのものだったよなぁと改めて思います。
そんな感じだと日常会話としては成り立たないのは当たり前ですよね。
でも
お産や尿漏れ、親の介護などで経験してくる大人世代にとっては、
すごく身近で当たり前の身につまされる内容です。
私たちの世代の意識と行動の変化が
子供たちを守る事にもつながるし、
自分を大切にすることが他の人を大切にすることにつながる。
温かいお話をありがとうございました♪